プロセス管理を設定したアプリの使いかた
プロセス管理が設定されたアプリでのレコードの操作方法について説明します。
プロセス管理を使った申請と承認の操作
物品購入申請アプリを例に、レコードを申請したり承認したりする操作について説明します。
このアプリでは、レコードを追加したあとに承認者が承認するプロセスが設定されています。
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物品購入申請アプリにレコードを追加します。
追加したレコードに最初のステータスと、次のステータスに進めるためのボタン(アクション)が表示されます。 -
アクションボタンをクリックします。
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作業者を選択し、[実行]をクリックします。
ステータスと作業者が変更されます。ステータスが変更されて自分が作業者でなくなると、アクションのボタンが表示されなくなります。
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作業者に指定されたユーザーが、アクションを実行します。
次のステータスに変更されます。
現在の作業者を変更する
次のユーザーには、画面上部に[現在の作業者を変更]が表示され、作業者を変更できます。
- cybozu.com共通管理者
- プロセス管理の設定が有効なアプリの、アプリ管理権限を持つユーザー
Q&A
プロセス管理のステータスを元に戻せますか
戻せません。
アプリ管理者が、プロセス管理の設定で、1つ前のステータスに戻るアクションを設定してください。その後、アプリ管理者が次の操作をしてください。
- [現在の作業者]にアプリ管理者自身を設定し、設定したアクションを実行する
- [現在の作業者]に指定されているユーザーに対して、設定したアクションを実行するよう依頼する
複数レコードのステータスを一括で変更できますか
できません。
1つずつレコードを開いて、ステータスを変更してください。
参考までに、プロセス管理を利用せず、ドロップダウンフィールドで処理状況を入力する方法にすると、CSVファイルの書き出し/読み込みで一括更新できます。
複数の作業者が指定されている場合「現在の作業者」はどのように表示されますか
プロセス管理の有効なアプリで作業者に複数名が指定されている場合、「レコードの詳細」画面の上部に[現在の作業者:(ユーザー名)他X名]と表示されます。
例) 現在の作業者:高橋 健太 他4名
上記「高橋 健太」のように1名だけ表示されるユーザーは、作業者の中で「ユーザーID」が一番小さいユーザーです。「表示優先度」は影響しません。
「他X名」をクリックした時に表示されるユーザー一覧は、「ユーザーID」の昇順で表示されます。
なお、「ユーザーID」は、cybozu.com共通管理の「ユーザー情報の変更」画面でアクセスURLの「editUser?id=ユーザーID」から確認できます。
「作業者」に指定されている組織やグループにユーザーを追加しても「現在の作業者」に反映されません
アクションを実行したレコードの[現在の作業者]には、アクション実行時の組織/グループ/ユーザーの設定が適用されます。
そのため、プロセス管理の[作業者]に指定されている組織/グループで、ユーザーが変更になっても、すでにアクションを実行したレコードの[現在の作業者]は、変更前の組織/グループのユーザーが割り当てられおり、自動的に変更されることはありません。
アプリ管理権限のあるユーザーであれば、すでにアクションを実行したレコードの[現在の作業者]に、作業者にしたいユーザーを手動で追加できます。
手順は、次のとおりです。
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アプリ管理権限のあるユーザーが、作業者を追加したいレコードを開きます。
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「レコードの詳細」画面に表示される[現在の作業者を変更]のアクションボタンをクリックします。
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作業者にしたいユーザーを追加し、[変更]をクリックします。